The Black Funz(ザ・ブラック・ファンズ)
スコットランド、インナーへブリーズ諸島出身のフリークと
狂人によって90年代半ばより結成され、
これまでに数々のアルバムをつくっている多作なバンドである。
またの名は The White Funz、Pink Funz、Blue Funz、
そして Group Funz ともいう。
彼らは常に変化する変異体系グループだが、
『テームズ川のロックキーパー(閘門管理人ー彼の本当の仕事らしい)』
ダニエルポッター、『カタツムリハンター』(これも真剣に仕事だそうです)の
アレックスボーランドそして『カナダ人の湖沼学者』ソーレンが核のメンバーである。
ちなみにテームズ川のロックキーパーは近代化で機械化されているため
イギリスでもほぼ絶滅しかけているうちの一人、
そしてアレックスの『カタツムリハンター』は、
スコットランドでの島民70人ほどのイオナという島での仕事で、
夜中真っ暗な中でカタツムリハントにでかけるお仕事。
そしてソーレンは真剣に湖沼の学者さんで、
今回は琵琶湖の学会に出席するため来日している。
そんなへんてこな3人が寄り集まったバンドだが、
残念ながら今回はカタツムリハンターは来日できず、
ダニエルとソーレンの二人ユニットとなる。
文明世界には未知の彼らだが、
Jeffrey Lewis, Adrian Orange (Thanksgiving),
Phil Elvrum (Mount Eerie) とKarl Blau などの同志に主催されたツアーで
北アメリカ、モロッコ、ポルトガル、スペイン、ドイツや
旧ユーゴスラビアなどを回っている。
一つ一つの歌は変化に跳んでいてどんな音楽なのかを要約するのは不可能だが、
あえていえば彼らの音は前述の Mount Eerie, Syd Barrett,
Will Oldham, Mercury Rev の一部分、
David Baker や Rollerskate Skinny のようだろうか。
冒険好きなシャーマニック·ユニットは The Black Funz として
国内デビューを果たす。
カメアリ・エレクトリック
カメイナホコ:keyboard / 森本アリ:gameboy
ドジでのろまのようで俊敏に野山を駆ける「カメ」。
コツコツと働くと見せて甘いものには目がない「アリ」。
三田村管打団?ではそれぞれサックス、トランペットと管楽器を操るが
それぞれ別の顔をいっぱい持っている。
ノイジーでダンシーでファンシーでクレイジーな音楽を奏でる為に
ここに結成「カメアリ電工」。